BETA CAE Systems
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July 19, 2022

BETA CAE Systems announces the release of the v23.0.0 of its software suite


ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator v23.0.0のダウンロードはこちら



ansa meta image

About this release

BETA CAE Systemsはプロダクトラインのメジャーバージョンv23.0.0をリリースいたしました。この新バージョンでは既存のワークフローに関する数多くのアップデートやパフォーマンスの改善が行われており、さらに設計と解析におけるエンジニアリング・シミュレーションの可能性を引き出す新機能の追加も行われています。

新シリーズでは、設計期間の短縮と多くのワークフローにおけるマニュアルセットアップの削減に関連する設計パフォーマンスの課題を解決するとともに、様々な分野のエンジニアリングチームが求める高度な要求に応えます。

Do not miss:

  • ANSAでのTOPOとMESH機能の統合
  • フィーチャーの検出や中立メッシュの生成など一部のメッシュ機能にMachine Learningを統合
  • CFD mixedタイプメッシュにおけるバッチアルゴリズムのパフォーマンス向上
  • ANSAおよびMETAに新たに導入された電磁場や電気化学分野向け機能
  • METAのグラフィックパフォーマンスの向上と GPUメモリ消費量の低減
  • EPILYSISでの最適化能力の拡張
  • KOMVOSの様々なアクションをSPDRMに統合することにより、プロセス実行をさらに強化

Videos - Latest developments in BETA’s product line

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KOMVOS v23.0.0 Highlights


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ANSA v23.0.0 Highlights

 

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EPILYSIS v23.0.0 Highlights

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META v23.0.0 Highlights


Contents

License Manager compatibility
Solutions for every stage of product development with ANSA
Industry-leading solutions through EPILYSIS
Enhanced user experience in META
Innovative patterns and workflows through KOMVOS
CAD data translator
Recommended GPU (OpenCL Support) requirements
Virtual Machine Environment


New version highlights

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License Manager compatibility

v23.0.0以降のBETA Software Suiteの実行は、BETA LM v7.0の利用を前提としています。

 

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Solutions for every stage of product development with ANSA

TOPOとMESHの機能を統合し、ジオメトリとメッシュを1つのツールセットで自由に扱えるようになりました。また、一般機能の設計を見直し、モダンなルック&フィールへの変更、GUIの共通化、機能の統合、および設計エンジニアや解析エンジニア向けの新たなツールセットの追加を行っています。

特にメッシュに関しては、構造およびCFD分野の両方で大幅な機能強化が行われました。

構造分野では、ソリッドメッシュアルゴリズムが強化され、再設計されたGUIと簡略化レベルの直接制御により、高品質なメッシュを容易に生成できるようになりました。チューブ形状に対してHexaBlockの自動生成が可能になっており、Feature ManageとCasting機能では、DMに保存されたEmbedded clipsのFE representationを自動でRealizeし、ベース部品に接続します。

CFD分野では、Batch mesh、特にMixed タイプのメッシュ生成で50%という大幅な高速化を実現しました。さらにLeading edgeへのAnisotropicメッシングの改善が行われており、LayerのThin Areaに対する特別な処理として、ボリューム内の薄い領域にプリズムとヘキサ要素を使用したメッシュを生成することができます。

Crash & Safety分野でも、数多くの新たなツールや機能が追加されています。GHBMC、THUMS、VIVA+の各ファミリーをサポートし、人体モデルのアーティキュレーションの強化が行われました。また、新しいBicycle Configurator toolでは、HBMサイクリストロードケースのセットアップ中、自転車モデルの主要寸法とペダルの位置を設定できます。Seatbelt toolには、ベルトの形状を局所的に変更可能とするDirect機能が新たに追加されました。これらはすべて、GBT 24550、JNCAP 2019、C-IASIなど、Pedestrian Toolでサポートされた新しいプロトコルと共に導入されています。

Durability分野では、BOLT ON SOLID representationで、BeamのプリテンションとContactを自動生成し、Abaqus、Ansys、Nastran NX および Pam-Crash向けの適切なステップと荷重条件を定義できるようになりました。また、Marc ソルバー向けに、キーワードの定義やボルト周囲のContactを生成する機能など、想定されるすべてのプリテンションを自動生成するためのアシスタントが追加されています。

Morphingではインタラクティブなプロセスをより容易に行えるような強化を行っており、パッチスタイルの補強構造の生成、端部をピン止めした効率的なモーフィング、複数のDesignオプションを用いた容易なメンバーの作成を行えます。

主要機能や画期的な機能の搭載以外にも、ユーザーのパフォーマンスを向上する機能改善を行っています。グラフィックパフォーマンスは最大7倍まで向上し、ジオメトリを含むモデルのナビゲーション速度は最大50%向上しています。

v23.0.0を利用すれば、一般的な作業やプロセスに取り組む場合にも、ユーザーパフォーマンスの向上を期待できます。例えば、v23.0.0のDatabase Browserでは、カテゴリの再編成や、Connectionの描画や選択/解除手法の強化を行っています。ダイレクトジョブ投入機能によりAbaqus、Pam-Crash、LS-DYNAを用いた計算のモニタリングとエラー処理を容易に行えます。

 

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Industry-leading solutions through EPILYSIS

Participation Factor計算のサポート、Dynamic Modal SolutionとSuperelement、流体構造連成に関する新しいアルゴリズムの導入、サードパーティのシミュレーションソフトウェアで使用可能なFunctional Mock-up Unitフォーマットでの状態方程式の出力は、EPILYSIS v23.0.0に追加された新機能のほんの一部です。

 

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Enhanced user experience in META

v23.0.0では、ユーザーの特別なニーズや要望を考慮して機能強化を行っています。新しいパレットスタイルを導入し、色覚特性にも対応するなど、より明確な結果のビジュアライゼーションを行えます。また、Curve functionの再設計や、3Dウィンドウのタイトルのカスタマイズなど、ユーザーエクスペリエンスを向上する様々な機能の追加を行っています。

ポストプロセスのパフォーマンス向上に関して、Pam-Crash ERFファイルの読み込み速度が大幅に改善されており、Part/Group distanceとSeparationプロットで最大10倍のパフォーマンスの向上を確認しています。

さらに、ポストプロセス対応範囲をエレクトロニクス、電磁気、電気化学などの分野に拡張し、ADVENTUREClusterなどの結果ファイルを新たにサポートすることで、METAの活用範囲をさらに広げています。

NVH分野では、過渡応答解析と周波数応答解析の両方でModal Response toolの入力にModal Displacementを利用できるようになり、音響応答の計算も可能になりました。Flex Body Analysis用の新しいツールバーにより、MBSの結果から得られたFlex Bodyの挙動を、応力コンタープロットを含めてアニメーションで表示できるようになりました。Modal displacementとStrain energy participationのプロットも可能です。

専門分野のハイライトの締めくくりとして、CFD分野では、Schlieren Fieldの結果から衝撃波を検出し、可視化できるようになりました。SPH particleまたはIsofunctionによって形成されたドロップレットのボリュームの検出と計算を行うことができ、SとT方向にFlow Pathの数を定義できます。

さらに、ASAM ODSなどのサードパーティのデータ管理サーバーへのアクセスが維持され、ジオメトリと3D結果をMETAに正しく読み込むことができるようになりました。

 

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Innovative patterns and workflows through KOMVOS

Machine Learningアルゴリズムは、Python スクリプトのインターフェースからアクセスできるだけでなく、SPDRM サーバーを介して実行することができ、リモートのパワフルなマシンを利用してより高速にトレーニングを行えるようになりました。

さらに、KOMVOS と Visual Studio Code との統合により、あらゆるユーザーが KOMVOS 用の Python コードをパワフルな IDE で作成、テストできるようになりました。また、リレーションシップベースとMixedタイプのサーチ機能が追加され、ユーザーエクスペリエンスとパフォーマンスが向上しています。

 

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CAD data translator

CAD-DATAトランスレーターでは下記のCADデータフォーマットをサポートしています。

-CATIA V5 (R7 - V5-6R2021(CATIA V5 R32)) [.CATPart],[.CATProduct]
 Tesselated data [.cgr]

-CATIA V6 (2011x - 2013x)) [.3Dxml]
-3DExperience (2014 - 2022x) [.3Dxml]
-NX (CT based, Unigraphics V11.0 - NX1957,NX CR 2007) [.prt]
-NX (UG Open based, NX9, NX10, NX11, NX12, NX1847, NX1872, NX1899, NX1953, NX1980, NX2007) [.prt]
-Parasolid (all - 33) [.xmt_txt],[.xmt_bin],[.x_b],[.x_t]
-Pro/ENGINEER (from WF3 to WF5),
 PTC Creo Parametric 2.0 M140, PTC Creo Parametric 3.0 M020,
 PTC Creo Parametric 3.0 M030, PTC Creo Parametric 3.0 M040,
 PTC Creo Parametric 3.0 M090, PTC Creo Parametric 4.0 F000,
 PTC Creo Parametric 5.0 - 8.0
-SolidWorks (2007 - 2022) [.sldprt],[.sldasm]
-JT (v8.0 - v10.7) [.jt]
-Inventor (2010 - 2021) [.ipt],[.iam]
-CoreTechnologie [.ctp],[.cta]
-Rhino(up to v6) [.3dm]
-ACIS(R27) [.sat]

 

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Recommended GPU (OpenCL Support) requirements

ANSAおよびMETA(v14.x.x以降)をご利用頂くにあたり、下記GPU環境が推奨されます。

 GPU :NVIDIA、AMD
 OpenGL Version:3.3
 GPU memory :1GB
 OpenCL Version:1.2


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Virtual Machine Environment

-Virtual Machine環境でBETA CAE Systems S.A.のソフトウェア(例:ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator)を利用する場合、
 ソフトウェアを起動した本数分のライセンスが必要になります。


 

ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator v23.0.0のダウンロードはこちら


株式会社 BETA CAE Systems Japan
〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-6-3
T: 045-478-3840 | Email: support@beta-cae.jp | http://www.beta-cae.jp

なお、ダウンロードの際のユーザーアカウント/パスワードは、弊社 Email: sales@beta-cae.jp までお問い合わせください。
恐れ入りますが、ご不明な場合は弊社 Email: sales@beta-cae.jp までお問い合わせください。


Release Announcement BETA CAE Systems suite v23.0.0