BETA CAE Systems
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July 28, 2023

BETA CAE Systems announces the release of the v24.0.0 of its software suite


ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator v24.0.0のダウンロードはこちら



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About this release

BETA CAE SystemsはANSA, EPILYSIS, META, KOMVOS, FATIQの最新のメジャーバージョンv24.0.0をリリースしました。

新しいバージョンでは産業分野でますます複雑化する設計要件に対応できるよう、エンジニアに優れたシミュレーション環境を提供します。プロセスのスピードアップにフォーカスしたこのバージョンでは、高性能なツール、革新的な機能、様々な業界に適応する優れた手法を提供します。

エンジニアリング・シミュレーションで比類のない性能を体験してください。

Do not miss:

  • ANSAとMETAにおけるExtended Realityの進化
  • Mapblock DecompositionとSubdivision surfaceモデリングのための画期的なアルゴリズムと、Hexablock - Tubular Modelingのための新しいソリューション
  • 異方性メッシュの処理とコアサーフェスメッシュエリアのための、より高速でロバストな新しいCFDメッシングアルゴリズム
  • AMLSとSOL200の大幅な強化とEPILYSISのメモリ管理の最適化
  • ANSAとMETAでASERISを用いた電磁界シミュレーション機能の強化
  • METAへのGHBMC、SAFER、THUMSモデルを用いたRibs Fracture Risk計算のためのHuman Body Modelツールの実装
  • KOMVOSとSPDRMの連携により実現した、パワフルでユーザーフレンドリーなシミュレーションプロセスとデータ管理のためのデスクトップクライアント
  • FATIQでの強化された計算手法と解析セットアップ

Videos - Latest developments in BETA’s product line

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ANSA v24.0.0 Highlights

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EPILYSIS v24.0.0 Highlights

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META v24.0.0 Highlights

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KOMVOS v24.0.0 Highlights

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FATIQ v24.0.0 Highlights


Contents

Solutions for every stage of product development with ANSA
Significant enhancements and optimized memory management in EPILYSIS
Enhanced user experience in META
Reintroducing KOMVOS as an SPDM desktop client
Enhanced calculation methods and analysis set-up with FATIQ
CAD data translator
Recommended GPU (OpenCL Support) requirements
Virtual Machine Environment


New version highlights

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Solutions for every stage of product development with ANSA

新バージョンでは、新しいメッシュ生成アルゴリズムが導入され、効率性と最低限の所要時間で最高の結果をもたらします。具体的には、Mapblock Decompositionは、マッピング可能なサブボリュームへの自動分割を実現し、専用の機能によってRevolute FE Solidsの検出と編集が可能になりました。さらに、今回のバージョンでは、ANSA DMで管理されたプロセスにより、サブパーツの作業負荷を分散することで、中立メッシュ作成の大幅なスピードアップを実現しました。

CFDにフォーカスすると、異方性メッシュの処理とコアサーフェスメッシュエリアのための、より高速でロバストな新しいCFDメッシュ作成アルゴリズムがBatch Meshに実装され、複数のバッチメッシュセッションを比較して、設定の違いを特定、選択したメッシュパラメータを同期させるオプションが追加されました。さらに、Size Field機能では、各ボックスのコーナーポイントで異なる最大長さを指定し、ビルドされたSize Fieldから等値面をエクスポートできます。また、Hexablock - Tubular Modelingのフィールドでは新しい半自動化ツールにより、チューブ状モデル向けのボックスを作成できます。

Crash & Safety分野では、既存のツールが追加のオプションと機能の拡張によってさらに進化しています。例えば、MarionetteツールにはSPCとGravityオプションが追加され、SeatBeltツールでは、シートベルトの迅速な定義、全長のプレビュー、Interactive Move中に干渉部分をハイライト、Intersective Move後にはシートベルトのスムージングが可能になりました。さらに、インテリアのFMVSS201U Low Speed Zoneを特定するためのアルゴリズムが強化され、要素の過度な押し付けを軽減し、シート下部フレームの変形を可能とするモーフィング機能もv24.0.0の大きな特徴となっています。

ライブでの複数の形状特性の調整と自動でのフィーチャー認識、既存のCross Sectionからメンバーの引き伸ばしを可能にする機能の改善が行われ、フランジの自動生成とアダプテーション、下地のサーフェスにフランジを付けたスロッピングエンドメンバーの直接生成を行えるようになりました。さらに、v24.0.0では、最適化結果やスキャンデータからサブディビジョンサーフェスを簡単に作成する、CAEとCADのギャップを埋める画期的な機能が搭載されています。

さらに、新しい最適化アルゴリズムとRSM KPI、トレーニングデータプロットが導入され ました。Kinetics DOE/OptimizationタスクがOptimization Tool内でサポートされ、Kinetics専用の最適化タスクを使用してMBDシミュレーションの最適化を行えるようになりました。

VRとARの実装によってXRへの道が開かれており、Dummy Articulation、Kinetics Configurator、Kinetics SimulatorはVRおよびVRコラボレーション環境で操作できるようになりました。BETA Holographic Remote Appの導入により、QRコードを使用してシミュレーションモデルをフィジカルモデルに直接マッチング、フィジカルモデルへのストリームラインのオーバーレイを行うことができます。

User Productivityの領域では、ファセットデータの有無にかかわらず、ジオメトリを.jtファイルに出力できるようになりました。また、Merge Models機能が強化され、idとnameの競合に関連するすべての問題をより効率的に処理できるようになっています。組み込みのPythonインタプリタがPython 3.8からPython 3.11.2に更新されています。

 

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Significant enhancements and optimized memory management in EPILYSIS

v24.0.0のリリースに伴い、いくつかの特筆すべきアップグレードが行われました。

代表的なものとして、アルゴリズムのロバスト性の向上、パラメータの追加による柔軟性の向上、f06ファイルの情報の充実、SOL200でのAMLS、SPARSEDRとSPARSEDMの導入による計算時間、メモリ、ディスクスペースの最適化の実現が挙げられます。

さらに、アウトオブコアのパフォーマンスが改善され、アセンブリ時間とディスク使用量が削減されました。

 

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Enhanced user experience in META

新しいバージョンでは、コンカレントコラボレーションの導入により、Extended Realityの領域で多くの機能を利用できるようになりました。 具体的には、Cut plane、Sketch、Annotation、Streamline - Streakline、Iso-functionを同時に作成・編集できるようになりました。さらに、BETA Holographic Remote Appの導入により、QRコードを使用してシミュレーションモデルと物理モデルを直接マッチングし、物理モデルに流線を重ね合わせることができます。

Crash and Safety分野では、ANSAと同様にHuman Body Models関連の機能強化を行っており、GHBMC、SAFER、THUMSモデルのRibs Fracture Riskを肋骨のひずみと年齢の関数として計算できる専用ツールが追加されました。Seat Impactツールは、Seat Impact解析のターゲットポイントのポスト処理を行うためにさらに強化されました。

その他、各分野向けの機能強化として、Nastran SOL111の結果から各種結果(Participations, Sensitivities, TPA)をオンデマンドで計算するNVH Insightsの搭載や、 2Dおよび3DのボルトFE表現でVDI 2230に準拠したボルト結合部の迅速な評価を可能とするBolt Assessmentツールの導入が挙げられます。

さらに、Molding分野では、新たに導入されたFlatness assessmentツールにより、ベストフィット平面からのずれを可視化し、表面のフラットネスエラーを計算できるようになりました。また、Roundness assessment toolにより、Minimum Zone Circles (MZC)、Minimum Circumscribed Circle (MCC)、Maximum Inscribed Circle (MIC)、Least Square Circle (LSC)に従って円形エリアの真円度誤差を計算できるようになりました。

継続してキーワードとフォーマットのサポートも進めています。STARCCM+の.simと.sim.gzファイルから残差、モニター、2Dプロットを読み込めるようになりました。IMPETUSとVTKファイルで高次要素をサポートし、DIADEM TDMSファイル形式で保存された物理テスト結果データからカーブを読み込むことができます。また、組み込みPythonインタプリタをPython 3.8からPython 3.11.2に更新しています。

 

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Reintroducing KOMVOS as an SPDM desktop client

KOMVOS と SPDRM は、Simulation Process と Data Management のための、最もパワフルでユーザーフレンドリーなデスクトップクライアントを提供します。

この統合により、KOMVOS のモデル構築のためのロバストな機能と、SPDRM のデータ、プロセス、およびイシューマネジメント機能が組み合わせた、プロセスおよびデータマネジメントのための優れたソリューションを実現しました。.

さらに、Machine Learningの大幅な強化を行っており、Inverse Prediction、Remote Predictions、およびPartial Dependency Plots、What-if Plots、Breakdown Plots、SHAP PlotsおよびRanking of DV を用いて、Predictorの挙動をより明確にし、解釈可能なMachine Learningを提供します。

 

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Enhanced calculation methods and analysis set-up with FATIQ

新しいバージョンでは、FATIQの機能がアップグレードされています。例えば、E-N(ひずみ寿命)解析はさらに強化され、時間領域の線形応力に基づいて計算できます。また、Smith - Watson - TopperおよびMorrow平均応力補正やNeuber equationによる塑性補正も可能です。

さらに、周波数領域(Narrow band, Sine)と時間領域(Sine, Sine Sweep, Constant Amplitude Blocks)の新しい荷重タイプにより、周波数領域と時間領域の荷重の作成が可能になりました。

最後に、異なる単位や単位系の入力データを使用することができ、自動で変換が行われます。

 

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CAD data translator

CAD-DATAトランスレーターでは下記のCADデータフォーマットをサポートしています。

-CATIA V5 (R7 - V5-R33) [.CATPart],[.CATProduct]
 Tesselated data [.cgr]

-CATIA V6 (2011x - 2013x) [.3Dxml]
-3DExperience (2014 - 2022x) [.3Dxml]
-NX (CT based, Unigraphics V11.0 - NX1957,NX CR 2212) [.prt]
-NX (UG Open based, NX1899,NX1926,NX1953,NX1980,NX2007,NX2206,NX2212) [.prt]
-Parasolid (all - 35) [.xmt_txt],[.xmt_bin],[.x_b],[.x_t]
-Pro/ENGINEER (from WF3 to WF5),
 PTC Creo Parametric 2.0 M140, PTC Creo Parametric 3.0 M020,
 PTC Creo Parametric 3.0 M030, PTC Creo Parametric 3.0 M040,
 PTC Creo Parametric 3.0 M090, PTC Creo Parametric 4.0 F000,
 PTC Creo Parametric 5.0 - 9.0
-SolidWorks (2007 - 2023) [.sldprt],[.sldasm]
-JT (v8.0 - v10.8) [.jt]
-Inventor (2010 - 2023) [.ipt],[.iam]
-CoreTechnologie [.ctp],[.cta]
-Rhino(up to v6) [.3dm]
-ACIS(R27) [.sat]

 

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Recommended GPU (OpenCL Support) requirements

ANSAおよびMETA(v14.x.x以降)をご利用頂くにあたり、下記GPU環境が推奨されます。

 GPU :NVIDIA、AMD
 OpenGL Version:3.3
 GPU memory :1GB
 OpenCL Version:1.2


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Virtual Machine Environment

-Virtual Machine環境でBETA CAE Systems S.A.のソフトウェア(例:ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator)を利用する場合、
 ソフトウェアを起動した本数分のライセンスが必要になります。


 

ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator v24.0.0のダウンロードはこちら


株式会社 BETA CAE Systems Japan
〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-6-3
T: 045-478-3840 | Email: support@beta-cae.jp | http://www.beta-cae.jp

なお、ダウンロードの際のユーザーアカウント/パスワードは、弊社 Email: sales@beta-cae.jp までお問い合わせください。
恐れ入りますが、ご不明な場合は弊社 Email: sales@beta-cae.jp までお問い合わせください。


Release Announcement BETA CAE Systems suite v24.0.0