BETA CAE Systems
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July 31, 2024

BETA CAE Systems announces the release of the v25.0.0 of its software suite


ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator v25.0.0のダウンロードはこちら



ansa meta image

About this release

BETA CAE Systems社は、ANSA、EPILYSIS、META、KOMVOS、およびRETOMO、FATIQのメジャーアップデートバージョンv25.0.0をリリースいたしました。

ANSA & METAのユーザーインターフェースを刷新し、新たにスタートを切った本バージョンでは、直感的な操作、プロシージャルアプローチによるシンプルなワークフロー、様々なレベルでカスタマイズ可能な標準機能とユーザー定義機能の組み合わせを通じて、ユーザーの作業の更なる効率化を目指しています。

Do not miss:

  • 先駆的なアプリケーションAI Assistant。AI AssistantはAIを活用したダイレクトな問い合わせサービスです。BETA製品ユーザーの積極的な機能活用とより効率の良いプロセス実現のためのソリューション発見をサポートします。
  • ANSA & METAの再設計されたユーザーインターフェースによる新しいユーザーエクスペリエンス。
  • CFDシミュレーションのためのボリュームメッシュジェネレータの大幅な高速化。
  • パネルエリアの耐久性評価でプリからポストプロセスまでをサポートする新規Oil Canningツール。
  • EPILYSISのSOL200の大幅なパフォーマンス向上。
  • KOMVOSにおける機械学習機能の強化。
  • 計算手法、ソルバー、FKMガイドラインに関するFATIQの進歩。
  • ANSERSのページネーション機能によるデータ照会に対する高い柔軟性。

Videos - Latest developments in BETA’s product line

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ANSA v25.0.0 Highlights

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EPILYSIS v25.0.0 Highlights

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META v25.0.0 Highlights

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KOMVOS v25.0.0 Highlights

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FATIQ v25.0.0 Highlights

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ANSERS v25.0.0 Highlights


Contents

Unleashing the power of AI Assistant in your everyday tasks
A game-changing experience with the new User Interface in ANSA & META
Leveraging pre-processing tasks in ANSA
Significant enhancements and performance improvements in EPILYSIS
Boosted user productivity in META
Machine Learning gaining ground in KOMVOS
Enhanced calculation methods and assembly applications with FATIQ
Enhanced performance and greater flexibility in data querying with ANSERS
Porosity detection in RETOMO
Documentation Transition to HTML format in BETA Product line
CAD data translator
Recommended GPU (OpenCL Support) requirements
Virtual Machine Environment


New version highlights

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Unleashing the power of AI Assistant in your everyday tasks

AI-AssistantはBETAドキュメントやYoutubeのBETAチャンネルにアップロードされた動画へのダイレクトなアクセスを可能とし、またBETA Python APIを利用したソースコードの生成を行うAIベースのサービスです。

AI-Assistantで利用される情報データベースは、ユーザーガイド、チュートリアル、論文、ビデオ、Knowledge Baseの記事など、BETA製品に関するあらゆるドキュメントで構成されています。AI-Assistantではユーザーが直接質問を投げかけると、コンテクストに応じた回答を提供します。また、ナレッジベース内のリソースへのリンクも表示され、リンクから更なる情報を得ることができます。

さらに、AI-Assistantは、豊富なBETA Python APIとコード生成機能を使用したスクリプティングにより、複雑なタスクを自動化するための新しい環境を提供します。クエリで直接処理内容を記述することで、AI-AssistantはPythonスクリプトを生成します。カスタマイズにおける高度なプログラミング知識の必要性を低下させるとともに、BETA Python APIに実装された膨大な数の関数のから、必要な関数の検索スピードを向上させることで、ユーザーを支援します。

AI-Assistant は、精度の高い結果を短時間で提供できるよう、最新の技術を用いて開発されました。AI-Assistantは、Large Language Models(LLM)を使用したウェブベースのアプリケーション、ナレッジベースとLLMはBETA社で管理されています。クラウドプロバイダーや外部のアプリケーション/サービスとのリンクはもちません。

プライバシーと機密の保持は、BETA社にとっ最優先事項のひとつです。弊社のサービスを利用する際の個人情報は記録されず、第三者やその他のサービスと共有されることはありません。

 

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A game-changing experience with the new User Interface in ANSA & META

再設計されたANSA、METAは、Database browserやModel browserなどの主要なブラウジングツール、PropertyやSETなどのリスト、Batch Mesh ManagerやConnection Managerに直接アクセス可能な環境を通じてユーザーエクスペリエンスを向上させます。

Ribbonタブの導入により、主要機能が整理され、アクセスし易くなったことで、ユーザーエクスペリエンスが向上します。Analysis Ribbonではワークフロー志向のプロシージャルアプローチを提供し、分野別に機能がグループ化されています。

また、コンテキストメニューからアクセス可能なエンティティ選択機能により、ワークフローがシンプルになっています。

さらに、既存の機能とユーザー定義の機能を組み合わせて独自のリボンを作成することで、カスタマイズの幅が広がり、全体的なパフォーマンスが向上します。

再設計されたMETAでは、プリプロセスからポストプロセスまで同様のアプローチで利用可能とするという考え方を適用し、ANSAと同様の Database Browserと Model Browserを追加しました。

このアプローチにより、学習曲線の平坦化を実現し、非エキスパートユーザーでも手軽に操作を行える環境をユーザーに提供します。

 

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Leveraging pre-processing tasks in ANSA

インターフェースの刷新を行い、プリプロセスからポストプロセスまでタスクのワークフローとその実行における統一的なアプローチを採用したANSA、METAとも充実した機能と優れたパフォーマンスを備えています。

ANSAに導入されたSketch 2D ribbonはこのバージョンでのブレイクスルーのひとつです。2D スケッチエンティティのパラメトリックなデザインとデザインの制約条件の割り当てをサポートしています。

Hexablock airfoil と Turbomachinery、Hextreme meshingの大幅な機能強化が行われており、Volume mesh generatorの大幅なスピードアップが図られています。

構造メッシュ分野に注目すると、選択した平面上にFE ShellまたはMiddle Curveを作成可能とするExtruded Cross-sectionツール、ヘキサメッシング作成のジオメトリ事前準備向けにMacroを4-sided macroに分割する機能が搭載されています。

NVHConsoleでは新バージョンで特筆すべき複数のアップグレードが行われています。例えば、NVHConsoleのDOEおよび設計最適化機能に、Panel ThicknessとShape changesが追加されています。このアップデートにより、ユーザーはPanel ThicknessとShape change を含むDOEおよび設計最適化スタディのセットアップを、非常に簡単かつ手軽に行えるようになりました。さらに、NVHConsoleの新しいConnectorタイプとして、流体と構造の相互作用を取り扱えるようになり 構造とキャビティコンポーネントを別々に扱うことが可能になりました。これによりパフォーマンスの向上とシンプルでロバストなプロセスを実現しています。また、本機能強化により、複数のキャビティや複数の流体-構造連成カップリングも行えます。

衝突安全分野では、入手可能な最新のプロトコルの反映を継続的に行っています。Pedestrian toolでは、US NCAP RFC 2025がサポートされました。HBM Articulation toolではSpine positioning用インターフェースが追加され、Low Speed toolでは、フロントバンパーとリアバンパーの両方にRCARバンパーとRCAR 構造角度オフセットレギュレーションが追加されました。さらに見過ごしてはならない機能強化はBeam FE Representationによるスポット溶接の直接生成とLS-DYNAのナンバリングスキーマのサポートです。

強度耐久分野では、パネルエリアの耐久性の評価を行うオイルキャニング解析のプリ・ポスト処理を自動実行するOil Canning toolが搭載されています。さらに、Abaqusの破壊力学解析向けに、ソリッドモデルを用いたXFEMで亀裂伝播解析を行うためのフィーチャーを定義するウィザードが新たに導入されました。

コンポジット材料のモデリング分野では、新しいツールFill Solid Compositesを追加しました。これを用いてソリッドモデルのボリュームをラミネートレイヤーで充填でき、Simulayt .LayupファイルとCSVファイルをサポートしています。

デザインとモーフィングでは、シェルまたはソリッドメッシュ上のフィレットの半径のパラメータ化とモーフィングを行えるFillet morphingが実装されました。DFMでのContactのモーフィングを行う際に周囲をプッシュ、編集のFreezeを行うことで干渉を回避する機能や2D ribのインタラクティブな再配置と形状編集を行う機能も追加されています。

最適化スタディでは制約条件間の関係式をサポートし、新しい最適化アルゴリズムでは、単一の目的関数を制約条件付きで最小化するSequential Quadratic Programming (SQP)アルゴリズムの実装をサポートしました。また、Optimization ToolでのRSMアルゴリズムの実装も見逃せません。:Ordinary Least Squares (linear)、 Extreme Gradient Boosting(XGB)、Elastic Net Multivariant Adaptive Regression Spline (MARS)

最後にSPHソルバーでは、新しいバージョンでアダプティブタイムステップ、Inletのアタッチ、WettingやForceセンサーをサポートし、Volume fillingツールの強化も行われています。また、これらに対応するPythonスクリプトのサポートも行われています。

 

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Significant enhancements and performance improvements in EPILYSIS

v25.0.0のリリースに伴い、外部スーパーエレメント、トポメトリー最適化、AMLS、SOL 200のパフォーマンスに関する重要なアップグレードが行われました。

具体的には、フリーインターフェースや および複合インターフェース境界条件(CSET)をもつ外部スーパーエレメントをを計算できるようになり、Matlab/Simulink 形式で出力できます。節点板厚の初期分布と対称PIDのリンク をトポメトリー最適化で考慮することができます。 SOL200の大幅なパフォーマンス向上以外に、ディスクI/Oを削減するインコアアップデート用の新しいメモリストラテジーにより、中規模のWSでのAMLSの大規模モデル計算のパフォーマンスが向上しています。

 

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Boosted user productivity in META

多数の機能実装の中で、METADB圧縮率の過渡応答シミュレーションの変位と塑性ひずみに対する最適化は、新バージョンのMETAでのハイライトの一つです。

EuroNCAP 2023オフィシャルスプレッドシートがPedestrianツールでサポートされました。

Eurocode 3に従ったボルトの安全性予測、3Dモデルでのボルトの破損のビジュアライゼーション、解析的な手計算によるレポート作成機能がBolt Assessmentツールに実装されました。

Compositeツールではソルバー結果ファイルからレイヤー毎の結果を読み込み、Per-layerソリッドモデルで厚み方向の結果をプロットできるようになりました。

NVH領域では、Modal/FRF Bar ChartツールでPermasファイルのサポートが行われ、Permas解析結果を用いてPartのモーダルエネルギー寄与をレビューできるようになりました。v25.0.0 では、実測または計算された固有ベクトルから Abaqus モーダルモデルを作成できるようになりました。

最後に、Nastran、Abaqus、LS-DYNAのMaterialカーブをプロットできるようになりました。また、MSC DYTRAN .h5からジオメトリおよび結果の読み込みをサポートしました。

 

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Machine Learning gaining ground in KOMVOS

v25.0.0における多くの実装の中で、CADからCAEへの最初のステップで、CADの階層構造ファイルからCAE階層構造が自動的に生成されるようになりました。

さらに、Machine Learning機能が大幅に強化され、カスタムPredictor(Regression、Classification)のトレーニングや改善を行うことができるようになりました。その他にも選択したPartのフィールド結果に対するトレーニングの実行や大規模なFEモデルのトレーニングと予測時間の改善も行われています。

 

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Enhanced calculation methods and assembly applications with FATIQ

新たにリリースされたバージョンでは、計算方法、Seam-weld、ソルバー、FKMガイドラインに関するフィーチャーのアップグレードと実装が行われています。

新たにSeam-weldの疲労寿命評価解析とシェルモデルで複数のSeam-weldタイプをサポートしました。

さらに、新しいSeam-weldはConnection Managerで簡単に定義でき、インポート時にFEファイルから自動的に認識されます。Seam-weldへのMaterial割り当ては洗練されたルールによって自動化されます。

ANSA Connection ManagerとFATIQ Connection Managerのシームレスな連携も見逃せません。

FEソルバーの結果に焦点を当てると、PermasとOptistructの時間領域と周波数領域シミュレーション結果がサポートされました。

最後にFKM ガイドラインについて、FATIQ v25.0.0では、平均応力補正、表面処理と粗さに関する係数の定義によるMaterialカーブの耐久限界への表面状態の影響、Kt-Kf比の定義による応力集中に対するノッチの影響をサポートしています。

 

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Enhanced performance and greater flexibility in data querying with ANSERS

この新しいバージョンでは、パフォーマンスが向上し、Datasourceのページネーションや 新たなオプションを使って、より柔軟にデータを検索できるようになりました。

SQLサーバーおよびMS Accessに関する新しいConnectionタイプが使用可能になり、BETA Query Languageシンタックスを使用したデータ検索が可能になりました。

さらに、本バージョンでは、3Dモデルと結果を可視化するパネルと散布図-折れ線グラフといった2種類の新しいパネルが導入され、BETA QL Browserパネルは、他の製品と同様にフィルタを構築可能なユーザーインターフェースで拡張されました。

 

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Porosity detection in RETOMO

本バージョンでは、RETOMO に、ソリッド中の空隙を検出、可視化、解析するための高度なツールが搭載されました。検出された各空隙に対してメトリクスが計算され、表示されます。また、更なる調査のため詳細メッシュをエクスポートすることもできます。

 

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Documentation Transition to HTML format in BETA Product line

ユーザーエクスペリエンスとアクセシビリティを向上させるための取り組みとして、従来のモノリシックなPDFドキュメントからHTMLフォーマットへの移行を行いました。

このアプローチには、以下のようなメリットがあります。:

  • アクセシビリティの向上: ユーザーはオンラインで簡単にドキュメントを閲覧・検索可能となり、必要な情報に素早くアクセスできます。
  • ユーザーエクスペリエンスの向上:ドキュメントは、ハイパーリンクや相互リンクなど、より直感的な構成になっており、 関連するトピック間のシームレスなナビゲーションを可能とします。
  • インタラクティブなフィーチャー:コード例や動画などのコンテンツを取り入れ、より効果的な習得環境を提供します。
  • 容易に翻訳可能:新たなフォーマットでは、必要に応じて他の言語に翻訳されたドキュメントを迅速かつシームレスに利用できます。

 

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CAD data translator

CAD-DATAトランスレーターでは下記のCADデータフォーマットをサポートしています。

-CATIA V5 (R7 - V5-R34) [.CATPart],[.CATProduct]
 Tesselated data [.cgr]

-CATIA V6 (2011x - 2013x) [.3Dxml]
-3DExperience (2014 - 2024x) [.3Dxml]
-NX (CT based, Unigraphics V11.0 - NX1957,NX CR 2306,NX CR 2312) [.prt]
-NX (UG Open based, NX1953, NX1980, NX2007, NX2206, NX2212, NX2306, NX2312) [.prt]
-Parasolid (all - 36) [.xmt_txt],[.xmt_bin],[.x_b],[.x_t]
-Pro/ENGINEER (from WF3 to WF5),
 PTC Creo Parametric 2.0 M140, PTC Creo Parametric 3.0 M020,
 PTC Creo Parametric 3.0 M030, PTC Creo Parametric 3.0 M040,
 PTC Creo Parametric 3.0 M090, PTC Creo Parametric 4.0 F000,
 PTC Creo Parametric 5.0 - 11.0
-SolidWorks (2007 - 2024) [.sldprt],[.sldasm]
-JT (v8.0 - v10.8) [.jt]
-Inventor (2010 - 2025) [.ipt],[.iam]
-CoreTechnologie [.ctp],[.cta]
-Rhino(up to v6) [.3dm]
-ACIS(R27) [.sat]

 

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Recommended GPU (OpenCL Support) requirements

ANSAおよびMETA(v14.x.x以降)をご利用頂くにあたり、下記GPU環境が推奨されます。

 GPU :NVIDIA、AMD
 OpenGL Version:3.3
 GPU memory :1GB
 OpenCL Version:1.2


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Virtual Machine Environment

-Virtual Machine環境でBETA CAE Systems S.A.のソフトウェア(例:ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator)を利用する場合、
 ソフトウェアを起動した本数分のライセンスが必要になります。


 

ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator v25.0.0のダウンロードはこちら


株式会社 BETA CAE Systems Japan
〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜2-6-3
T: 045-478-3840 | Email: support@beta-cae.jp | http://www.beta-cae.jp

なお、ダウンロードの際のユーザーアカウント/パスワードは、弊社 Email: sales@beta-cae.jp までお問い合わせください。
恐れ入りますが、ご不明な場合は弊社 Email: sales@beta-cae.jp までお問い合わせください。


Release Announcement BETA CAE Systems suite v25.0.0