ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator v25.0.1が国内リリースされました。
v25.0.1では新機能の追加、およびバグの修正が行われています。
詳細につきましては下記をご参照ください。
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About this release
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ANSA、EPILYSIS、META、KOMVOS、SPDRM、FATIQの新バージョンv25.0.1のリリースをお知
らせいたします。
25.x.xシリーズのオフィシャルリリースからわずか2カ月という絶妙なタイミングでのリ
リースされたv25.0.1では、クリティカルなバグの修正と厳選された機能の実装により、パ
フォーマンスや安定性が向上し、プロセスにより高い柔軟性をもたらします。
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Enhancements and known issues resolved in ANSA
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< Known issues resolved in ANSA >
License Management
ANSA v25.0.0では、IDLE USER TIMEOUTでの設定時間を超えたタイミングでのライセンスクレジットの解放に失敗することがありました。
CAD Import/Export
多数の.stepファイルを1つの.ansaデータベースにマージすると、予期せず終了することがありました。
General
Material Databaseの読み込み中にUser attributeの情報が失われることがありました。
Model Browser
関連する Part ファイルのファイルタイプが .ansa の場合、CAD から ANSA に変換できないことがありました。
Data Management
Import 機能でインポートされた Subsystem のメタデータが誤って新しく保存された Subsystem にコピーされることがありました。
Geometry
Bar エンティティにPointをProjectすると、予期せず終了することがありました。
Batch Meshing
ANSA が、ジオメトリに関連付けられていないメッシュを含むアクティブなBatch mesh sessionと非アクティブなBatch mesh session間のエッジ分布の考慮とフリーズを行わないことがありました。
さらに、Batch Meshでは、メッシュが生成されていないPerimeterをもたないMacroが作成されることがありました。
Batch Meshingの自動化では、batchmesh.GetNewVolumeScenario()スクリプト関数で"parts"引数を使用すると予期せず終了することがありました。本バージョンから、この関数は"parts"引数の値を使用して、新しいVolume Scenarioオブジェクトを適切に作成します。
DECKs
OptiStruct モデルのエクスポート時に、ASSIGN 文がコンマで正しく分割されないことがありました。
リナンバリングでは、“Current Range Ids > Show”を選択すると、リストが空になることがありました。
スクリプト関数 base.ChangeElemType() を実行すると、'*' で始まらないキーワード (例えば"Rigid on set") が認識されないことがありました。
ANSA 25.0.0でMPC_RIGID_(NSET)定義を含むPermasモデルを開く、またはインポートすると、GIDフィールドがブランクとなっていました。例えば、Guiding node IDが誤って削除されます。この誤ったPermasモデルをエクスポートすると、NSETに属する先頭の節点が欠落したGIDフィールド割り当てられていました。
Set で定義された RIGID_BODY_NODE を含む ADVENTURECluster モデルを開く、またはインポートすると、MASTER フィールドがブランクとなっていました。例えば、Reference node IDが誤って削除されます。
Set で定義された RBE2 を含む Marc モデルを開くまたはインポートすると、GN フィールドがブランクとなっていました。例えば、Retained node IDが誤って削除されます。
Groupで定義されたMTOCOを含むPamCrashモデルを開く、またはインポートすると、INDNDフィールドがブランクとなっていました。例えば、Independent node IDが誤って削除されます。
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Enhancements and known issues resolved in EPILYSIS
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< Known issues resolved in EPILYSIS >
General
AMLSを利用してパネル寄与の計算を行うと予期せず終了することがありました。
モーダル周波数応答でAMLSを利用し、Fluid Setに対する構造のグリッド寄与度の計算を指示すると予期せず停止することがありました。
AUTOSPCでNOを設定すると、動的縮退で予期せず終了することがありました。
Id Management
モデルのIDが1,000,000,000を超える場合、EPILYSISは動作を停止していました。新たに節点IDの上限を2,047,483,646に設定しました。
Results
MPCFORCE/GPFORCEの出力を要求し、AUTOQSETでの動的縮退がm-set (RBE/MPC)に適用されるとEPILYSISが停止する場合がありました。
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Enhancements and known issues resolved in META
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< Known issues resolved in META >
General
Settingsに保存されたカスタムリボンタブでMETAを実行すると予期せず終了することがありました。
さらに、 Statisticsでアイテムを選択した状態でCtrl+Nを実行すると、METAが予期せず終了することがありました。
Read Results
top and bottom結果が存在しない場合、nCodeのスカラー結果が誤って読み込まれていました。
Abaqus
複数ステップの解析に周期対称性を適用している場合、変位結果が正しく計算されませんでした。/p>
LS-DYNA
Includeが暗号化されており、I10フォーマットで記述されている場合、ジオメトリが正しく読み込まれませんでした
Pam-Crash
.erfh5ファイルからPartデータを読み込むと、予期せず終了することがありました。
FEMZIP
FPM ポイントの座標情報が *.erfh5.fz ファイルから正しく読み込まれませんでした。
Fringebar
フリンジバーに追加で色を加えると、予期せず終了することがありました。
Annotations
"hide shadowed"オプションが有効なAnnotationを削除すると、METAが動作を停止する場合がありました。
Managing Curve Data
サイズが大きな.atfxファイルからカーブデータを読み込む際、過剰に時間を要していました。
NVH Calculators
Modal/FRF Correlation では、Nodes/DOFs の選択方法が DPR の場合、 Auto Correlationで非対角の値が正しく計算されませんでした。
Modal Responseでは、モーダルマトリクスが存在し、モードが除外されている場合、FSIカップリングが正しく計算されませんでした。
Project Files & METADB
カスタムカラーの要素を含むProjectファイルを読み込み中、予期せず終了することがありました。
File Export
Modal Responseで計算されたGCSのComplex Stress tensorコンポーネントが、.unvフォーマットに正しく出力されませんでした。
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Enhancements and known issues resolved in KOMVOS
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< Known issues resolved in KOMVOS >
Data Management
保存されたフィルタがフィルタのドロップダウンメニューに表示されないことがありました。
本バージョン以降、ユーザーがアクセス可能なすべての保存されたフィルタがリストに表示され、“DM Modification Date”でソートされます。
Process Management
さらに、METAでDMアイテムの編集を試みると、誤ったコマンドライン引数により予期せず失敗することがありました。
Machine Learning
-dmrootの引数なくKOMVOSが起動され、最後にログインしたサーバーに自動的に再接続するメカニズムにもとづいてSPDRMサーバーに接続された場合、Settings Profilesがロードされないことがありました。
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Enhancements and known issues resolved in SPDRM
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< Known issues resolved in SPDRM >
Process Management
サーバーコンフィギュレーションキー "no_gui_mode"が "local" に設定され、かつno-guiクライアント(PEX)が起動していない場合、複数のスケジューリング済みジョブの同時実行に失敗していました。
Data Views
KOMVOSがSPDRMバックエンドに接続されており、DM Attributeが階層に含まれる状態でHierarchical DM Viewをアクティブ化すると、データが表示されないことがありました。
Data Search
ANSA Creation/Modification Date属性を用いて 検索を行うとLibrary Itemを抽出できないことがありました。
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Enhancements and known issues resolved in FATIQ
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< Known issues resolved in FATIQ >
Loads
.csv形式で定義されたLoadを.xmlファイルからインポートできませんでした。
Materials
Materialの値を消去または変更してもSeamweldsのSNカーブが更新されないことがありました。
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CAD data translator
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CAD-DATAトランスレーターでは下記のCADデータフォーマットをサポートしています。
・CATIA V5 (R7 - V5-R34) [.CATPart], [.CATProduct]
Tesselated data [.cgr]
・CATIA V6 (2011x - 2013x)[.3Dxml]
・3DExperience (2014 - 2024x)[.3Dxml]
・NX (CT based, Unigraphics V11.0 - NX1957, NX CR 2306, NX CR 2312) [.prt]
・NX (UG Open based, NX1953, NX2007, NX2206, NX2212, NX2306, NX2312) [.prt]
・Parasolid (all - 36) [.xmt_txt], [.xmt_bin], [.x_b], [.x_t]
・Pro/ENGINEER (from WF3 to WF5),
PTC Creo Parametric 2.0 M140, PTC Creo Parametric 3.0 M020,
PTC Creo Parametric 3.0 M030, PTC Creo Parametric 3.0 M040,
PTC Creo Parametric 3.0 M090, PTC Creo Parametric 4.0 F000,
PTC Creo Parametric 5.0 - 11.0 [.prt], [.asm]
・SolidWorks (2007 - 2024) [.sldprt], [.sldasm]
・JT (v8.0 - v10.8) [.jt]
・Inventor (2010 - 2025) [.ipt], [.iam]
・CoreTechnologie [.ctp], [.cta]
・Rhino(up to v7) [.3dm]
・ACIS(R27) [.sat]
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Recommended GPU (OpenCL Support) requirements
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ANSAおよびMETAをご利用頂くにあたり、下記GPU環境が推奨されます。
・GPU :NVIDIA、AMD
・OpenGL Version:3.3
・GPU memory :1GB
・OpenCL Version:1.2
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Virtual Machine Environment
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Virtual Machine環境をご利用の場合は、下記の点にご注意ください。
・Virtual Machine環境でBETA CAE Systems S.A.のソフトウェア
(例:ANSA/EPILYSIS/META/CAD data translator)を利用する場合は、
ソフトウェアを起動した本数分のライセンスが必要になります。
尚、モジュールおよびドキュメントのダウンロードに必要なユーザーアカウント/
パスワードは、ご契約頂いているお客様を対象にしております。
v25.0.1日本語版リリースノートにつきましては12月下旬の公開を予定しています。
準備が完了次第、公開いたしますので、公開まで入手をお待ちいただけますよう
お願いいたします。
ご契約済のお客様でユーザーアカウント/パスワードがご不明な場合は、弊社セールス
(Emaill: sales@beta-cae.jp Tel: 045-478-3696)宛にご連絡ください。
また、製品の機能に関する技術的なご質問については、弊社テクニカルサポート
(Emaill: support@beta-cae.jp Tel: 045-478-3841)宛にご連絡ください。