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ANSAやMETAシリーズの最新アップデートプログラムをご提供しております。
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ANSA、EPILYSIS、META、KOMVOS、SPDRM、およびFATIQ、ANSERS、RETOMOのメジャーバージョンv25.1.0のリリースをお知らせいたします。
革新的なv25.0.0のリリースからわずか数か月でリリースしたv25.1.0では近年問題となっていたボトルネックを解決するとともに、全く新しい機能によってユーザーの皆様のプロセスに更なる付加価値を与えます。
安定性とパフォーマンスを向上したv25.1.0へのバージョン移行はは、決して無視できないものとなっており、モデルのハンドリング効率をさらに高め、工夫されたワークフローのコンセプトや手法、テクニックを提供するとともに、新たなツールの統合により、自動化とカスタマイズを次のレベルに導きます。
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25.0.0でANSAとMETAの再設計を行いましたが、新バージョンではさらに多くの機能追加と機能強化を行っています。
ANSAでは、新しいAeroelasticityリボンがエアロダイナミックモデルのセットアップとシミュレーションを容易にし、METAでは、新しいData Managementリボンでは、DMで選択されたオブジェクトIDに関するReportアイテム(KeyValues、Curves、Plots、Metadb Projectなど)の追加を容易にします。
その他にも数多くの機能実装により、ユーザーの生産性が向上しています。:
ANSAでは、報告されたerrors/warnings/infoのエンティティへのリンクを作成するSolveウィンドウを利用してJobのモニタリングができるようになっています。さらにDBBリストのコンテキストメニューで追加機能を利用できます。
さらに、Solver Job Logsを通して、複数のログを読み込んで比較、同時にジョブのモニタリングを進めることができます。
最後に、Clipboardツールを用いることで、モデルの任意のエンティティをコピーし、.ansaまたはソルバーファイルとしてエクスポートすることができます。
METAでは、HTML 3Dに対し、大規模モデルのアニメーションパフォーマンスの大幅なスピードアップ、簡略化モデルのエクスポート、パフォーマンス向上のための精度調整、複数のモデルや結果のサポートなど、数多くの機能強化を行いました。
さらに、ODB Diagnosticsツールの導入により、読み込まれたODBファイルのコンテンツ、ステータス、潜在的な問題を把握できるようになりました。
プリプロセスからポストプロセスまで、タスクのワークフローと実行方法を刷新、統一し、ANSAとMETAの両方で、機能の充実とパフォーマンスの向上を実現しました。
構造メッシングでは、新しいメッシングアルゴリズムが、下地となるサーフェスのアイソパラメトリック曲線上でメッシュフローを調整します。Partをフランジのマージによって自動接続できるようになり、シェルはPlane、Elevation、Sectionごとにグループ化できます。さらに、新たなStack Mesh generationツールでは、押し出す向きが1方向のPartに対してHEXA/PENTAソリッドを自動的に作成します。
中立メッシュの生成では、中立メッシュ上で選択したエリアの迅速かつ正確な自動更新によって結果の品質を向上します。また、ジオメトリに関連付けられない既存のFE中立メッシュと新しい3Dデザインを比較し、相違のあるエリアのみに中立メッシュを生成することができるようになりました。
Modular Environment関係では、Intermodular Connector用にConnector Representation Templateを導入し、テンプレートベースでConnectorを設定できるようになりました。NVH解析向けのSimulation Configurationにより、Simulation Modelは同じConnectorに異なるConnector Representationを適用できるようになり、異なるLoadcaseに対して適切なチューニングを行えるようになりました。新たなGrounding adaptationによりSubsystemの固定とこれを用いた"what-if"解析が行えるようになりました。また、LS-DYNAサブストラクチャリングで、既存のデータを参照して*INTERFACE_LINKING_FILEを定義できるようになりました。
アセンブリ領域では、特にConnectionのナビゲートで機能拡張を行っています。Connection毎のナビゲートだけでなく、新しいCheckや属性の適用、自動や手動での変更の記録、モデルを構成するPartの承認と却下、対象Partの表示、レポートの作成が可能です。
Crash & Safety分野では、HBMに関していくつか重要な機能強化を行っています。具体的にはHuman Body Model Scalingツールで、人体の計測データに基づいてHuman Body Modelのバリエーションを作成できるようになりました。汎用性の高いユニバーサルHBMメタデータフォーマットが導入され、ファイル構造が簡素化、異なるHBM間で利用する場合の互換性がさらに高まりました。最後に、HBM Landmark Positioningツールは、初期のランドマークをターゲット位置に合わせるように動作し、Human Body Modelの位置合わせ作業の自動化と最適化を行います。
Durability領域では、Cross Sections ToolのSketch 2D で、Constraintを定義し、Cross Sectionの寸法の設定とパラメータ化が可能です。Feature ManagerではBolt connectionの3D幾何寸法を自動で計算します。また、Abaqus ContactのTied ステータスを可視化することもできます。具体的 には、モデル中のContactのチェック、フリンジプロットでTied ステータスの確認、Abaqus datacheck結果からTied ステータスの取得、またはANSAで計算を行うことができます。最後に、二次節点のTiedステータスのレビュー用の新しい描画モードにより、Abaqus のTied Contactのチェック機能が強化されました。さらに、Abaqusでの節点調整情報を可視化できるようになっており、Solver output checkから取得した節点調整情報のレビューを行えます。
NVH分野では、特にStatistical Energy Analysis (SEA)に関して、SEA用のLoadcase Setup Assistantの導入や SEA結果の計算とビジュアライゼーションなど、いくつかの機能強化が行われています。
DesignおよびMorphingでは、Memberのフランジに沿ってSpot-weldや Spot-lineを定義可能なMember向けのConnection定義機能や、SubDをリファレンスまたはユーザー定義のサーフェスに自動的にフィッティングできるSubD Surface Deviationがあります。
さらに、Optimization Toolは、さらなるアップデートとアップグレードが付属しています。例えば、最適化アルゴリズムでMixed Integer Programmingをサポートし、Differential Evolution、Simulated Annealing、NSGA-IIにおける離散値による最適化に対応できます。Nelder-Mead最適化アルゴリズムが実装され、Optimization tool ResultsのStudent Chartでは、利用可能なExperimentでt-testを実行し、各Design Variableの影響度を検証できます。
v25.1.0では、特別な解析タイプに関する重要なアップグレードを行いました。
具体的には、線形座屈解析(SOL105)、Equivalent Radiated Power Panel Participation Factorの出力要求、BEADVARエントリーによるTopography Optimizationなどが新バージョンでサポートされています。
新バージョンでは、インタラクティブにCAE 構成構造を作成できるようになりました。CAE構成構造のプレビューでは、CAEの構成構造がJTビューアーと並んで表示されることで、Subsystemごとにモデルを視覚化し、分類されていないPartを素早く特定することができます。
さらに、製品構成とCADファイルの検索およびダウンロードを可能とするTeamcenterとのダイレクトコミュニケーションのサポートは、CADからCAEに移行するプロセスを次のレベルへと導きます。
SPDRM マルチサイト展開でのインストールとメンテナンスをより合理化するために、このバージョンではリモートサイトの構築とメンテナンスのための新しいメカニズムを導入しました。リモートサイトのシステム管理者は、SPDRM Admin Webページから必要なパッケージを直接ダウンロードします。これらのパッケージは、対象のリモートサイト用にあらかじめ設定されているため、管理の手間や ヒューマンエラーの発生を最小限に抑えることができます。
HPC Submissionとジョブモニタリングの分野では、Job Monitoring Assistant(JMA)マイクロサービスが導入され、以前のものと比較してパフォーマンスが向上しています。SSH接続を通じてSlurm Workload Managerとすぐに統合でき、組み込みのエラー通知メカニズムによってトラブルシューティングが容易になります。
削除メカニズムが大幅に改善され、トップダウンでの削除(例えばSimulation Runをそのすべてのコンテンツとともに削除する)が可能になり、これまで以上に迅速に結果を提供できるようになりました。
さらに、マルチサイトでのデータ共有機能における重要なアップデートも行われています。データが作成されたサイトから選択されたターゲットサイトへのデータの"push"を可能となり、ターゲットサイトのユーザーにとって不必要な待ち時間をなくします。このオンデマンドのデータ共有オプションは、KOMVOSとANSAおよびMETAのDM Browser、そしてPythonスクリプトとREST APIから利用できます。
新バージョンのハイライトとして、周波数領域と時間領域のS-Nおよびε-N解析のワークフローにモーダルレスポンスを統合したことが挙げられます。
さらに、多数の計算方法の追加を行っています。
例えば、Sinesアルゴリズムが導入されており、周波数領域で荷重が確定している場合に自動で適用されます。
さらに、疲労サイクルでの負荷サイクルで、FE解析の応力状態をピークおよびバレーとして利用できるようになりました。
新しいバージョンでは、統合されたHTML 3dビューアーのアニメーションパフォーマンスが大幅に向上し、複数のモデルを表示できるようになりました。
現在表示中のデータをもつDashletの共有や、開いている複数のDashletの同時操作など、強力な新機能が導入されました。
その他の重要な一般的機能の強化として、特定のSimulation ModelまたはRunのDashletで使用する色を編集し、その割り当てを保存する機能があります。
ヒストグラムバーチャート、レーダーチャート、フリーテキストの追加や 別のダッシュレットへのリンクを追加するパネルなど、パネルに新たなビジュアライゼーションタイプが追加されました。
さらに、既存のパネルでは、チャートへの背景画像の追加、フルスクリーンモード、迅速なワンクリック同期、現在表示されているアイテムのダウンロードオプションなどの新しいオプションが追加されています。
Datasourceに関する最新の追加機能としては、.xlsxファイルからのデータインポートと、統合された認証機能を用いたファイルベースDMとの接続が挙げられます。
RETOMOでは、複雑なセルラーフォーム構造のCTスキャンデータを処理できるようになりました。強力なアルゴリズムにより、全てのセルを検出して、セグメンテーションを行い、特 性を解析します。厚み情報をもつフォームウォールの中立メッシュが自動で生成、エクスポートされるため、プリプロセッサでの煩雑な処理が不要になります。
新機能、機能強化、バグ修正の詳細については、リリースノートをご参照ください。
ANSA、EPILYSIS、META、KOMVOS、SPDRM、FATIQ v25.0.2のリリースをお知らせいたします。
このリリースで行われた重要なバグ修正と厳選した機能実装により、v25.0.xシリーズのパフォーマンスと安定性、柔軟性が向上しています。
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Enhancements and known issues resolved in ANSA
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< Known issues resolved in ANSA >
Model Browser
“CAD to ANSA”機能で、中国語を含むフォルダパスを認識しませんでした。
STLサーフェスメッシュにTetra rapidアルゴリズムを用いてボリュームメッシングを行うと、ANSAが終了していました。
Analysis configuratorでPlasticity correctionが無効化されていても、常に解析で考慮されていました。
MaterialsLog-LogおよびLog-Linear補間が正しく計算されませんでした。
ANSA、EPILYSIS、META、KOMVOS、FATIQ のバグフィックスバーション、v24.1.4のリリースをお知らせいたします。
Predict Sessionの機能名が誤ってPredict Library Sessionsに変更されていました。